ファッションは文化だと信じるオールドタイプのアパレル オーバー30 東京、ロンドンと来て今は仙台在住 趣味イス集め 長男 きまぐれ 温泉ずき。


by akatycoon03
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息もできないは息もできないほどの傑作でした。

遅すぎるほど遅いけどようやく観た『息もできない』

ちょっと笠松ににてる主人公(34才くらい)と女子高生の何とも言えないストーリー。



あらすじ。


友人が経営する取り立て屋で働いているサンフン。

その容赦ない取り立てと暴力は時には仲間にも向けられ、怖れられていた。

ある日、サンフンの父が刑務所から出所。幼いころ、家庭内暴力が元で母と妹を死なせた父親。

その父をサンフンはただ殴りつける。

そんなサンフンが出会った女子高生のヨニは、サンフンの暴力的な態度にも怖がらない。

そんな彼女に、サンフンはどこか惹かれるものを感じる。

そんな彼女の家庭も暴力を抱えていた。




すごいでしょ。もう観たくないって人がほとんどじゃないかな。逆に観たいって女子はユッケとか好きなタイプだな。



バイオレンスってことでよく北野映画と比較されるみたいだけど、自分の感じ方はちょっと違う。

なぜ暴力を描くのかという質問に、北野武は『暴力と愛は紙一重だから』みたいなことを言ってたんだけど、この映画の場合は暴力=愛なんだよね。

ただ不器用。

主人公の2人以外も全員不器用。

だから泣いて叫んで暴力振るってしか愛を表現できないんだよね。


ラストの焼き肉のシーン、家に入る前に外でタバコを吸うシーン、どちらもこの映画のハイライトといえると思うけど、暴力を憎み、それでも暴力しか表現方法を知らない男のなんともいえない切ない、最高の場面だと思いました。


北野武、ジョニー・トーも大好きなんだけどそこに続く、チェックせざるをえない才能の発見でした。





それにしても韓国の低所得者層を舞台にした映画の画力ってすごいな。

こないだのサニーも良かったし、菊地さんじゃないけど韓国恐るべしです。



さあ粋な夜電波のポッドキャストでも聴こう。
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by akatycoon03 | 2013-01-23 00:55 | こんな映画を観た